キャンプが子どもに与える影響を考える

キャンプの楽しみ方

こんにちは!ぴのままです!

 

暑すぎず、寒すぎず、キャンプに最適な季節になりました。

 

メディアなどで、家族でのびのびと遊ぶ様子を見て、子どもと一緒にキャンプがしたい!と考えている方も多いと思います。

 

我が家の娘は、現在2歳7ヶ月ですが、娘が1歳8ヶ月の時に泊まりでのキャンプデビューをしました。

 

今では、月に1〜2回のペースでキャンプに行っていますし、娘も、休みの日になると「キャンプ行くの?」と聞いてくるようになりました。

 

実際に娘をキャンプに連れて行って見て、キャンプが子どもに与える4つの影響を考えてみたいと思います。

 

 

1、日常生活を忘れてリフレッシュできる

我が家の娘は、親の仕事の都合で、1歳3ヶ月の時から、保育園に通っています。当時は、まだ1歳の子どもを保育園に預けるていいのか悩みましたが、生活もあるので、そうも言ってられません。

保育園に行けば、病気になるリスクもあるのですが、友だちがたくさん増え、協調性が養われると、前向きに考えていました。結果、娘は毎日、元気に通ってはいます。

家ではイヤイヤ期真っ最中で落ち着きなく怒られてばかりなのですが、でも、園の先生の話を聞くと、園ではとても良い子に過ごしているそうです。やっぱり、少なからずストレスも溜まっているのでしょうし、日中、甘えられないので、家に帰ったらここぞとばかりに甘えたいのだと思います。

なので、お休みの日は、思いっきり遊んであげようと思うのです。そして、どうせなら、パパもママもストレス発散!リフレッシュして楽しめることをしたい。それが叶うのがキャンプでした。

キャンプでは現在の時間に追われる忙しい生活を離れて、時計を見なくても、夜、日が沈んだら寝て、朝日が昇ったら起きる。当たり前のことかもしれませんが、そんな時計に頼らない生活をすることで自然と体内時計、生活リズムが整います。それに森の木々や川のせせらぎなどから出るマイナスイオンには、リラックス効果があるので、ストレス解消にもなるんです。

パパとママが笑顔でいると、自然と子どもにも伝わります。

 

2、好奇心旺盛になる

キャンプ場へ行くと、あらゆる虫たちがお出迎えしてくれます。

以前、缶ジュースをシェラカップについで、娘がジュースを飲んでいた時です。無言で、空き缶を見つめていました。

不思議に缶ジュースを見ると、飲み口のところに、あおむしがいたんです。

私は、一瞬、ひ〜〜っと思いましたが、それでも、娘が凝視していたので、「はらぺこあおむしさんがいたね!」と言いました。娘は、パッと笑顔になって、「お腹空いてるからジュースを飲んでるの?」と言いました。

絵本で有名な「はらぺこあおむし」。ほとんどの子どもたちが知っていることでしょう。

絵本の世界を現実の世界で体験することができました。

自然と触れ合うことで、好奇心が培われていくのだと思います。

 

3、トラブル回避能力が自然と培われる

キャンプでは天候に左右されることが多々あります。

出発時は晴天だったのに、キャンプ場についた途端、暴風雨なんてこともあります。雨の中の設置はとても大変ですが、万が一、雨が降った時をある程度は想定して準備します。

設営時に雨が降ってきた際は、我が家では、ポータブルDVDを持参して行って、娘には、車の中で待機していてもらいます。「パパとママは、テントを設営してくるから、それまでここで良い子にしていて。」と言い聞かせて。何度かこういう場面に遭遇しましたが、とても良い子にしてくれていました。

トラブルに遭遇しても、それを解決していく大人の姿を見ることで、子どももそれなりに感じ取ってくれるのだと思います。

こういったことは、学校ではなかなか教えられることではないですよね。経験を積むことこそが必要です。キャンプに行けばその経験を十分に得ることができ、先を予測しながら行動できる子供になレルのだと思います。

そして、キャンプでは、テントの中、寝袋に入って寝ます。

今の所、娘は、どこでも眠ることができています。なので、もし災害が起きて避難してしまっても、この経験が少なからず影響してくれるのではないかと考えています。

 

4、家族の仲が深まる

普段は仕事で忙しいパパも、キャンプでは、娘と一緒にたくさん遊ぶことができます。焚き火をするために、蒔を割ったり、料理をしてくれたりと、いつもとは違うパパの姿を見て嬉しいのか、普段は、ママっ子な娘も、キャンプでは、自然と、パパにくっついていることが多いです。

キャンプから帰ってきてからも、家族共通の思い出ができたので、「楽しかったね〜」と自然と会話も生まれて、家族の絆が深まったことが実感できます。

 

脳外科医である瀧先生が書かれた「アウトドア育脳のすすめ」では、まさにアウトドア(キャンプ)が子どもに与える影響が大きいということを裏付けてくれています。

文章は1. 「賢い」子どもと「好奇心」の関係、2. なぜアウトドアで子どもの脳は育つ?、3. 子どもの脳とこころの発達、4. アウトドア《自然》に出かけてみようの4つのコンテンツで構成されています。

特に、3章では、子どもの脳の発達に合わせて、年齢ごとに、どのように才能を伸ばしていけばいいか書かれています。

 

我が家の娘は、現在2歳。2歳ごろは、知的好奇心がどんどん高まって育時期なので、とりわけ意識的に、なるべくたくさんの新鮮な経験をさせてあげるといいそうです。新しいことを経験した分だけ脳は刺激を受けて、能力が伸びていくと考えられます。

 

我が家は、年中キャンプを楽しんでいるので、四季の移り変わりを意識しながら、娘の好奇心を育てていこうと思いました。

 

我が子を「賢い子」に育てたい、また純粋に親子でアウトドアを楽しみたいと思っている方にとてもおすすめです。

この本を読むと子育てをする上で、アウトドアで遊ぶことはいいことずくめだということが分かりますし、すぐにでもキャンプをはじめよう! と思われると思います。

 

キャンプは、大変なこともありますが、得られる経験がとても大きいです。まずは、デイキャンプから、初めてみませんか?