こんにちは!ぴのままです。
みなさん、「バウルー」ってご存知ですか?
バウルーは直火で調理できるホントサンドメーカーです。アウトドアメーカーからも各種販売されていますが、その中でも、バウルーは圧倒的人気なのでないでしょうか。
我が家も使用していて、よくキャンプの朝食でホットサンドを作ります。
今日はバウルーを使った簡単ホットサンドなどおすすめレシピを紹介したいと思います。
バウルーとは
ブラジル人留学生が作る絶品ホットサンドイッチ
昔、小さな学生寮で暮らしていたブラジル人留学生が、当時、パン食が一般ではない日本で、金属製のパン焼き器を使ってホットサンドイッチを作っていたそうです。その美味しさが評判になり、器具を忠実に再現し、販売されたのだとか。
「バウルー」はそのブラジル人留学生の出身地の街の名前だそうです。
金物の町「燕三条」で開発された金型
このバウルーの販売元はイタリア商事株式会社なんですが、主に、イタリアに拠点をおくメーカーの商品輸入代行をしている会社です。アウトドアメーカーではないんですね。
そして、このバウルーの金型の開発を依頼されたのは、田巻金属株式会社、新潟県燕市にある会社なんです。
田巻金属株式会社は、明治時代に創業した同社は、代々ミシンの部品・洋食器・金型など、時代のニーズにあった金属加工を手掛けてきた金属加工の老舗です。
バウルーが金物の町として知られる燕三条で作られていると思うと新潟出身の私としてはとても嬉しいことです。愛着を持って使用しています。
バウルーの種類
バウルーには、3種類あり、「ホットサンドシングル」と「ホットサンドダブル」そして「ワッフルトースター」があります。
ホットサンドを作るのが目的であれば、シングルかダブルになります。
シングルは、たっぷり具材を挟め、好みの形にカットできます。
ダブルは、真ん中に仕切りがあり、焼き上げた後にカットがしやすく、具材が流れにくいです。また仕切りがあることで圧がかかりやすいので、カリカリに焼き上げることもできます。
我が家でもこのダブルを使用しています。
バウルーの使い方
バウルーの使い方はとっても簡単です。簡単なのにとっても美味しい!これが魅力ですよね。
では、我が家がよく作るレシピを紹介します。
レシピ1:レタス×チーズ×たまごホットサンド
まずは、王道のたまごホットサンドを作ります。だいたい家にある具材で作れてしまいます。
材料
・食パン
・レタス
・とろけるチーズ
・炒り卵
・バター
では、作っていきますね。
1、食パンに、チーズ、レタス、炒り卵をのせます。
食パンは、6枚切り、8枚切りでも、大丈夫です。がっつり食べたい時は、6枚切りにしますが、はさむ時に、8枚切りの方がやりやすいです。
材料がパンからはみ出すぐらい豪快にのっけます。これ普通に食べると、大きい口でほお張らなければならないので、苦戦すると思いますが、バウルーで焼けば圧がかかるので食べやすくなります。
2、バウルーをあたため、バターを塗ります。
バターあらかじめパンに塗っておいてもいいですが、バウルーに塗っておいた方が、綺麗な焼き目がつきます。
3、バウルーにパンを挟みます
具材がバウルーからはみ出ますが、挟みながら、中に押し込みます。
焦げちゃう可能性はありますが、ちょっとぐらいはみ出ていても大丈夫です。
4、裏返ししながら、綺麗な焼き目が着くまで待ちます。
出来上がり〜!
挟んで焼くだけ。簡単です。
まな板の上に、ホットサンドを置き、真ん中をカットします。ホットサンドダブルは、真ん中にくぼみができるので、そこを切るだけです。調理バサミを使用すると簡単です。
美味しそう〜!
4等分にカットすると、みんなでシェアできますし、食べやすいです。
インスタ映えもしますよねw
レシピ2:ポテサラホットサンド
もっともっと簡単にしたいんだ!と言う方におすすめ。
市販のポテトサラダを塗るだけ!
時間がない時は、市販のものでも絶品に仕上がります。
弾丸キャンプ、デイキャンプの時などは、とりあえず、バウルーだけ持って行って、途中のコンビニで、具材を調達することもあります。
もっとひどい時は、ヤマザキの「ランチパック」をただ焼くだけのときもあります。
そのまま食べても美味しいですが、バウルーで焼くだけで、とても美味しくなるんです。
レシピ無限、アイデア次第
とにかく何でも挟んで焼いてしまえば、とっても美味しく仕上がります。
でも、私は、アイデアがなくて、いつも決まったホットサンドばかり作ってしまいます。「バウルーをもっと使いこなしたい!」そんな風に思っていた時に、書店でバウルーのレシピ本に出会いました。
中身を確認すると目からうろこのレシピがたくさん!すぐに購入しました!
大胆男と賢い女ののホットサンド
バウルーのレシピが数多く掲載されているサイト「バウルーホットサンドカフェ」を運営する「やくみ」さんが著書です。
「やくみ」さんは”おいしくて楽しい”をモットーに、食のコンテンツ制作やメニュー開発を手がける男女ユニットです。
このやくみさんたちが、3回以上作りたくなるレシピを厳選して掲載されています。
そして、さらに一つの具材でも、男の人が作るのと、女の人が作るのでは、内容が変わってきます。男の人が作るとがっつりとインパクトがあり、食べ応えのあるものになります。逆に女の人が作ると、彩り、栄養、食感などバランスを考慮しているものなります。全部で約80種類のレシピが掲載されています。
ただのレシピであれば、他にもありますが、この本の良いところは、シーンごとにレシピが紹介されています。
朝食、遅めのブランチ、ランチ、おつまみ、デザート、パーティ。。。
バウルーはキャンプだけならず、家でも大活躍しますので、そのシーンごとに紹介されているのはいいですよね。
中でも私が作りたい!と思ったのは、焼きおにぎりのレシピ。
バウルーはホットサンドだけではなく、お米も焼けます。
面倒くさがりな私は、キャンプで米を炊くときは、持参した米を一気に炊いてしまいます。
炊きたてのご飯を夕飯に食べたら、残りのご飯は次の日の朝、おじやにしたり、焼きおにぎりにもしたりしていました。
この焼きおにぎりを、バウルーで作れば、もっとカリカリでおいしくなるのでは?と思いました。
自宅で、早速実践してみましたので、写真付きでご紹介しますね!
レシピ3:焼きおにぎり
私が握った普通のおにぎりです。ちなみに具は鮭と明太マヨネーズ。
本には、のりは焦げて、バウルーにくっつくと書いてあったので、今回は取ってそのまま食べました。
焼くとすごく香ばしくなるので、中にはさむといいかもしれません。
どうしてもという方は、アルミホイルを1枚かぶせると焦げにくいそうです。
置いただけだと、上下隙間ができるので、一回挟みます。
隙間がなくなりいい感じ。
では焼いていきます。
両面焼いて、少し焼き目が着いたら、醤油を垂らします。
本では、刷毛で丁寧に塗ってましたが、私は豪快にさーっとかけましたw
そしてさらに焼くこと3分
美味しいそうな焦げ目ができました!!!
それでは実食!
香ばしくてうまい!!
中の具の鮭の香りがすごく香ばしくなりました。
そして、外側のカリカリご飯が美味しい!それでいて中身はホクホクでした。
冷凍ご飯や、コンビニのおにぎりもいいと思います。
実際に、キャンプで、網にのせて焼きおにぎりも作ったことがありますが、火加減が難しくて、焦げちゃったんですよね。フライパンで焼くと、外側がカリカリ焼けても、中身はここまでホクホクしません。
バウルーで焼けば、ちょうどいい焼き目をつけることができます!
バウルー焼きおにぎり、ぜひ、お試しあれ!
まとめ
バウルーは日本で誕生したのは1970年代出そうで、40年声のロングロングセラー商品です。
パン派と米派どちらも楽しめるバウルー。
アウトドアシーンだけでなく、自宅でも大活躍します。
具材は普通のものでも、バウルーでちょっと焼くだけで、いつもの味が一味違って感じることができる魔法の道具と言ってもいいくらいです。
ぜひ、皆さんも、試してみてくださいね!