キャンプの食器はシェラカップがおすすめ！

こんにちは！ぴのままです。

キャンプで使う食器にはいろいろとあるのですが、

家族３人だけのキャンプの時は、シェラカップだけ使用しています。

これまでシェラカップってどれも同じに見えますが、メーカーによってハンドルの形状が少しずつ違ったり、素材もステンレス、チタン、アルミに、真鍮といろいろあります。

今日は、我が家が使用しているシェラカップも含めて、シェラカップのメリットをご紹介したいと思います。

シェラカップとは？

シェラカップとは登山やキャンプなどのアウトドアシーンにおいて使用する金属製のカップ（食器）の名称です。元々は自然保護の父・ロングトレイルの偉人、ジョン・ミューアが１８９２年に創立した自然保護団体「SIERRA CLUB」のオリジナルカップです。当時、会員証替わりに配ったカップがシェラカップの始まりと言われています。
シェラカップはコーヒーやスープを飲むマグカップとしての用途だけでなく、直火にもかけられるので、調理器具として使うこともできます。お湯を沸かしたり、フライパンとして卵やソーセージを炒めるなど、簡単な調理であれば十分に対応可能です。また、スタッキングが可能なのでコンパクトに収納でき、持ち運びにも非常に便利です。シェラカップは様々なアウトドアシーンで活躍してくれる永遠の定番カップ・クッカーなのです。

直接火にかけられる

やはりシェラカップの最大のメリットは、直接火にかけられることではないでしょうか。小さなクッカーとしてこれ一つで、「焼く・煮る・揚げる・沸かす・燻す」となんでもこなします。ネットで「シェラカップレシピ」と検索すると、目玉焼きなどの簡単なものから、がっつり飯にお酒のおつまみ、本格的なデザートまで、さまざまなレシピが出てきます。
もちろん火の種類（熱源）も選びません。焚火や炭の直火・ガスバーナー・アルコールストーブ・固形燃料など、何でもOKです。だだし、チタン製のシェラカップは熱伝導率が低いので、炎の当たる部分が高温になり焦げやすいという特性がありますので少しだけ注意が必要です。

食器として使いやすい

シェラカップにはグリップがあるので握りやすく、熱いものを入れても持ちやすいです。メーカにもよりますが、サイズも複数種類あるので、大きなものは丼ぶり代わりとして、うどんやラーメンなどの麺モノに、中サイズのものは味噌汁やスープなどの汁物に、小サイズのものは茶碗代わりとしてご飯をよそったり、焼肉のタレやソースを入れたりと、用途に合わせて使うことができます。
また、シェラカップの内側には計量用の目盛りがついているので、必要なお湯の量が一目で分かり、インスタントの味噌汁やスープを簡単に作ることができます。

頑丈なため破損しにくい

シェラカップのほとんどはステンレスやチタンなどの非常に頑丈な金属で作られています。そのため、固い地面に落としてもガラスのように割れる心配もありませんし、もし焦がしたとしてもピカールやクレンザーなどの研磨剤を使ってタワシでゴシゴシ擦れば簡単にとることができます。シェラカップは使い込むほどに味がでて良い色合いに変化してきます。傷の１つ１つにキャンプの歴史や思い出が詰まった、思い入れのある道具に育てていくことができます。

洗いやすく干しやすい

シェラカップは表面がツルっとしていますので、プラスチックやメラミン製の食器よりも油汚れ（ヌルヌル）の落ちがよく、非常に洗いやすいこともメリットの一つになります。キッチンペーパーやウエットティッシュで拭くだけでも綺麗になりますので、水がなく洗浄ができない場所（非常時・水場の無い山など）でも比較的清潔に利用することができます。
また、グリップのフック部分をロープや椅子などに引っ掛けておくだけで簡単に乾燥させることができるので便利です。